ぐずぐずエブリデイ

日記です。

日本のカレーのやさしさに気づく

みなさん、こんにちは。

今日はよいお天気ですね。冷たい風と太陽の暖かさが気持ちのよいお昼です。

 

そういえば最近、「ルー」にハマっています。ルーって、カレーとかハヤシライスとかシチューとかの、ルーです。どこにでも売っているスーパーの、なんでもないルーにめちゃくちゃハマっています。

 

ハマったというのも、わたし、数か月前まではいわゆる日本のカレーがあんまり好きではなかったんです。インドとかネパールのカレーは大好きなんですけど、日本のカレーは好きではないというか、1年に1回食べるか食べないかって感じのものでした。

 

それが3か月ほど前だったかな、ふと「なんか日本のカレーが食べたいな」と思ったんです。びっくらこくでしょう、今まで食べてこなかったものを、ふと食べたいと思うことなんてあるんですね。

 

そこからですよ。正直いままでは「ルー買うくらいなら家にあるスパイス使った方がおいしいし安上がりじゃない?」と思っていたんですけど、ルーにはルーのおいしさがあると、はじめて気づきました。

 

そこまで手間がかからないのもいいですよね。カットした野菜をお鍋に入れて煮込んでルーを入れて完成!これだけで安定した味が出るんですもん。

 

それになにより、いろいろとあんまり考えなくてすむのがいいんだと思います。ここ最近朝起きてから寝る数分前までお仕事をしていて、こころもからだもほとほとに疲れ果てていたんです。作るのはおろか、食べるのも面倒で、毎日なんでもどうでもいいなって思ってました。

 

だけどカレールーとかハヤシライスのルーとかシチューのルーとかって、基本的にはお鍋に食材とお水とルーを入れれば完成するじゃないですか。作り方もパッケージの裏に書いてあるし、味が安定しているから食材もいってしまえばなんでもかんでもいいんですよ。

 

それでいて毎回安定したおいしい味ができる。どれだけ雑に作っても、だいたいは「いつもの味」が完成する。やさしさです、これは。愛ですよ。遺伝子からの安心を受け取っている感じがします。そんなこんなでルーにハマったわけです。

 

ルーなんてどこも一緒だろうと思っていたら、メーカーを変えればぜんぜん味が違うことに気づきました。今週はS&Bにしようかな、じゃあ来週はHouseだな、とかなんやかんや楽しんでいます。

 

ネパール人が作ったインドカレーもおいしいし、自分で作ったスパイスたっぷりカレーもたのしいけど、ルーも最高だなって気づいたお話でした。みなさん、またね。