どうしても眠れない日は、もういっそ起きてしまったほうがいい。ベッドに入ってから20分くらい眠れない時間が過ぎたら、一度起きあがって、ストレッチとかそんなことをして、それでもう一回寝てみたらいい。
そんなことをどこかで読みました。
昨日もいつもと同じ眠れない夜で、20分はおろか、30分も60分も眠れなかったので、一度起き上がってみることにしました。
たしかスマホを見たり、激しい運動をしたりするのはいけなかったと思います。交感神経が優位になってしまって、バリバリに目覚めてしまうから。じゃあこんな風に腕を左右に振り上げるのはいいの？多分ダメだろうな、気持ちが奮い立ってきているし。
ボーッと本棚を眺めて、それからお水を一杯飲んで、なんとなくトイレに行って、もう一度本棚の前に立って、読んでない本がたくさんあるな、積読というやつもあまりにも積みすぎるとこれはもう読書が好きというよりは、コレクションが好きということになってしまうよな、でも読みたい本がたくさんあるというのは幸せかもしれない、けど積まれている本はどういう気持ちでいるのか、と考えて深呼吸。
20分はおろか30分も60分も眠れないのは、頭の中でずっとずっとこんな風に考えてしまっているからで、気づいたときにはいつもカーテンから朝日がぬっと出てしまっているんです。こんなに長い間意味のないことを考えているくらいなら、仕事すればよかった！終わっていないことが山ほどあって、時間が足りないのに、もったいないことをしてしまった、と、こうして考えているときのわたしは、それはそれは浅い呼吸をしていて、なんかもうぜんぶが身体によくないなと思います。
ずっとこんな調子で、最近はドリエルに頼りきりです。みなさんはお元気ですか。
